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保育AIパートナー活用術

保育AIは保育者の仕事を奪う?共存で実現する専門性と保育の質向上とは

2025.08.13
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保育現場にAIが少しずつ普及しつつあります。

AIは保育者の業務を軽減するというメリットがある一方で、
「AIに業務を任せると予期せぬ動きをするのではないか」
「AIに頼りすぎると保育の専門性が高まらないのではないか」
「AIは難しそうでかえって手間が増えるのではないか」
といった不安の声が上がっているのも事実です。

日々、こどもたちの成長を支え、保護者との信頼関係を築くことに尽力されている保育者の皆さまにおいては、ICTや生成AIといったツールによる業務効率化を期待する一方で、いざ導入しても操作に慣れず、「本当にこれでいいのだろうか」と漠然とした不安を抱えている方も少なくないかもしれません。

しかし、そうした不安を感じることはごく当たり前のことだと思います。新しいことに取り組み続けること、それを継続することは誰にとっても勇気がいることです。

AIはあくまでも「ツール」です。保育者ご自身がどのようなメリットを目指し、「何のためにAIを使うのか」を問いながら目標に向かって使い続けることが、これからの時代に求められる新しい専門性のあり方ではないでしょうか。

使い方を間違えなければ、AIは皆さまの仕事の良き「パートナー」として、より専門性の高い保育を実現するための強い味方になってくれるはずです。

この記事では、AIが保育現場でどのように役立つのか、具体的な活用例を交えながらご紹介します。AIが事務作業をサポートすることで、皆さまが本当にやりたい「こどもたちと向き合う時間」をどう増やせるのか、一緒に考えていければ幸いです。

AIはあなたの「相棒」!意外と簡単なAI活用術

「AI」と聞くと、なんだかとても難しそうに聞こえるかもしれませんが、ルクミーの保育AIは、誰でも簡単に使えるように工夫されています。まるで、頼れる仕事のパートナーのように、皆さまの日常業務にそっと寄り添い、サポートしてくれます。
例えば、次のような機能が皆さまの仕事を劇的に効率化します。

「たよれるくん」

連絡帳やおたよりなどの作成をサポートし、誤字脱字もチェックし、翻訳もしてくれる文章生成AI。

「自動写真チェック」

ブレていたり、ピントが合っていない写真を自動で選別してくれる機能。

「ばらつきチェック」

特定の園児の写真が極端に少なかったりしないか、自動で確認してくれる機能。

「すくすくレポート」

一定期間のこどもやクラスの記録(連絡帳や写真など)を自動でまとめ、成長の振り返りレポートを作成してくれる機能。

いかがでしょうか。どれも「難しそう」というよりは、「便利そう!」と感じていただけたのではないでしょうか。これらの機能を活用することで、皆さまの日常はどのように変わっていくのでしょうか。具体的な活用シーンを想像してみましょう。

AIを活用する具体的なシーンを想像してみよう

連絡帳作成の時間が半分に!

毎日書く連絡帳。一人ひとりの個性やその日の出来事を丁寧に伝えたいけれど、すべての園児に対して時間をかけるのは大変な作業です。そんな時、「たよれるくん」が役立ちます。その日の様子を箇条書きで入力し、ボタンをクリックすれば文章のたたき台を作成してくれます。そこに保育者として伝えたい思いや気づき、考えなどを加筆・修正するだけで送信ができる状態になります。また、誤字脱字のチェックもしてくれるので、安心して作成ができます。これまで連絡帳の作成に追われていた時間を、こどもたち一人ひとりとじっくり向き合う時間に変えることができるのです。

写真整理業務から解放される!

保護者が楽しみにしている園での写真。すべての写真に目を通し、ブレていたりピントが合っていない写真や、写っていない園児がいないか確認するのは、時間と労力がかかる作業です。そこで活躍するのが「自動写真チェック」と「ばらつきチェック」です。ルクミーの写真撮影アプリで撮影した写真が自動でアップロードされ、AIが自動でブレ・ボケ・ピンボケしている写真を抜き出してくれます。また、「ばらつきチェック」機能を使えば「あれ、〇〇ちゃんの写真が少ないかも?」といった気づきも保育AIが教えてくれます。これにより、すべての写真をくまなくチェックする手間がなくなり、保護者に素敵な写真をスムーズに提供できるようになります。

こどもたちの成長をより深く理解する「すくすくレポート」

日々の保育記録を一生懸命つけていても、「この1ヶ月で、〇〇ちゃんはどんなことができるようになったんだろう?」と、こどもたちの成長をじっくり振り返る時間をとるのは難しいかもしれません。そんな時、「すくすくレポート」は、日々の記録を自動でまとめ、こどもたちの成長を可視化してくれる便利なツールです。「1ヶ月前は積み木を一つしか積めなかった子が、今ではこんなに高く積めるようになったね」「〇〇くんは、友だちとの関わりがすごく増えたな」など、具体的な記録を振り返るきっかけとして非常に役立ちます。
しかし、このレポートはあくまでもAIがまとめた要約だということを忘れてはなりません。レポートは、記憶を思い起こす手助けにはなりますが、それ自体がこどもたちの成長のすべてを語るわけではありません。このレポートを鵜呑みにするのではなく、そこからさらに深い「こども理解」や、より良い保育計画の見直しにつなげていくのは、紛れもなく保育者自身の役割です。専門的な視点でこどもたちの成長を深く読み解き、一人ひとりに合った保育をつくっていくために活用いただけると、保育の専門性向上にもきっと役立つでしょう。

AIはあなたの専門性を引き出すパートナー

保育AIは、決して保育者の代わりにはなれません。
こどもたちのちょっとした表情の変化に気づき、気持ちに寄り添うこと。泣いている子を優しく抱きしめること。こどもたちの興味や関心に沿って、保育環境を整えていくこと。遊びを通してこどもの成長・発達を促し、一人ひとりの無限大の可能性を引き出していくこと。これらは、保育AIには決して真似できない、保育者の皆さまが持つかけがえのない専門性です。

保育AIは、これらの専門性をさらに輝かせるための道具にすぎません。煩雑な事務作業を保育AIに任せることで、皆さまはこどもたち一人ひとりの個性にさらに深く向き合い、より豊かな保育を実現することができます。

保育AIという新しいパートナーとの共存で、皆さまの保育の喜びと専門性をさらに高めてみませんか?興味を持たれた方は、ぜひ一度、公式サイトをご覧になったり、資料請求をしてみてください。きっと、皆さまの保育現場にぴったりの保育AIツールが見つかるはずです。

保育AIやICTの活用で、保育の新しい可能性を一緒に探していきましょう。

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