
保育AI導入ガイド2025年版:機能・メリット

「今日も連絡帳やおたより作成、環境整備をしていたら午睡時間が終わってしまった」
「もっと事務作業を効率化して、できた時間をこどもたちのために使いたい」
そう感じている保育者のみなさま、きっとたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなみなさまの悩みを解決してくれる、頼もしい仕事のアシストパートナーがもう保育の現場に広がりつつあります。それが「保育AI」です。
「AIってなんだか難しそう…」と身構えてしまうかもしれませんが、新しいルールや機能を導入するときは、誰でも最初は不安に感じるものです。ですが、ルクミーの保育AIは、保育者の仕事の業務効率化を図り、こどもたちと向き合う時間を増やしてくれ、保育の専門性を高めてくれる心強い「パートナー」のような存在なのです。
この記事では、日々保育施設で奮闘されている保育者のみなさまが、AIを上手に取り入れるためのヒントとして、保育施設のビフォーとアフターをご紹介しながら具体的にわかりやすく、機能やメリットについてお伝えします。
保育AI利用園は、どういったお悩みの保育施設が多いのか?
保育AIをすでに活用している保育施設のみなさまに、導入前の課題について聞いてみました。
文章の生成や添削
- 連絡帳やおたよりで保護者へ伝えたいこどもの姿がたくさんあり、文章の作成に時間がかかる
- 文書作成が苦手な職員と得意な職員との差が出てしまう
- 管理者が文章の添削をするのに時間がかかる
写真管理業務
- 撮影した写真の目視チェックに時間がかかる
- 園児ごとに枚数のバランスを平等にする作業が大変、クラスごとにばらつきが出る
- 保護者がご自身の子どもをなかなか見つけられず、販売に繋がらない
こどもの成長を振り返るのに時間がかかる
- 園児個人やクラスの振り返りをまとめて行いたいときに、過去の連絡帳や日誌、写真の記録を探すのが大変
- クラスだよりに載せる日常の遊びや行事を思い出す作業が大変
- 期間ごとにまとめて園児記録を作成するのが大変
成功事例から学ぶ、AI導入後の園の姿
「保育AI」と聞くと、専門用語のようで難しく感じますよね。でも、先ほども述べたように保育AIが目指したいことはシンプルです。それは、保育者がこどもたちに質の高い保育を届けられるようにすること、また先生の保育の専門性を高めるお手伝いをするパートナーです。
保育AIを導入すると、日々の事務作業が自動化・効率化されるため、保育の事務作業時間が軽減され、心のゆとりが生まれます。作業時間が短縮された分、こどもたち一人ひとりの成長をじっくり見守ることができたり、一人ひとりの保育の振り返りができる時間が生まれるので、保育の質も向上する可能性を秘めています。業務が効率化され、心の余裕が生まれると、全体の雰囲気も自然と明るくなりますよね。
現在、こども家庭庁では、令和8年度までにICT導入100%に向けて、保育現場へICTの導入を加速しています。保育者の働き方改革が急務とされる今、AI導入はさらに保育施設運営の業務効率化のレベルをもうひとつアップさせるための重要な鍵となるでしょう。それでは導入後のアフターを見ていきましょう。
文章の生成や添削:『たよれるくん』が解決!
- 箇条書きで文章を入力するだけで文章を生成してくれます。
- 作成した文章を生成AIが添削し、誤字脱字をダブルチェックしてくれます。
- どのような文章を作成してほしいか具体的に指示を出すことで、様々な情報を盛り込みながら文章を作成してくれます。(季節のあいさつ文や、その時々にあった必要なニュアンスにあった文章など)
写真管理業務:『顔認識機能』『自動写真チェック』『ばらつきチェック』が解決!
- 「ブレボケのある写真」「顔が写っていない写真」「暗く写っている写真」を判定して『自動写真チェック』が自動的に対象外に振り分けしてくれます。
- 『顔認識機能』の技術を用いて、『ばらつきチェック』の機能で園児の誰が何枚写っているかを自動的にカウントでき、園児による枚数のばらつきを解消します。
- 『顔識別機能』で園児の顔を登録すれば、保護者もご自身のお子様の写真を見つけやすくなり、スムーズに購入が可能です。
こどもの成長の振り返りに時間がかかる:『すくすくレポート』が解決!
- クラスごとや園児ごとの記録を探すのが大変な場合、日々ルクミーフォトで撮影した写真や、連絡帳、個別日誌、発達記録から自動的に子どもの成長をレポートにまとめてくれます。
- 完成したレポートを参考に、児童票や要録など、期間でのエピソード記録記載の時間短縮につながります。
- 指定した期間で過去の記録をまとめてくれるので、一定期間のレポートをまとめるのも簡単です。
アフターの園の姿から学ぶ 保育AI導入のヒント
どの園も、アフターの姿になる秘訣として、よくお話しいただくことは、いきなり全部やろうとせず、一つずつ、できることからチャレンジすることが大事ということです。すぐに全部の課題に取り組もうとせず、やりやすいところからぜひみなさまもチャレンジしてみてください。新しい機能に不慣れな保育者でも安心できるように、ルクミーではいつでもみなさまのサポートをさせていただきます。少しでも分からないことがあればいつでもご連絡ください。
まとめ:保育AIは保育者の心強い味方
保育AIは、保育者が保育の専門性をさらに高められるような時間を創出したり、AIに任せても良い部分を代わりに引き受けて、こどもたち一人ひとりに寄り添う大切な時間を増やしてくれる、心強い味方です。
冒頭に記したように、新しい機能に挑戦するのは、どの園もはじめは勇気がいる、というお言葉をいただいています。
ですが一つずつ、取り組んでチャレンジすることで、園全体の雰囲気を良くし、保育者自身の働きがい、そして保護者からの信頼といった、かけがえのない未来に繋がっていきます。ぜひ、保育AIの導入にチャレンジしてみませんか。