こどもの成長を保育AIが言語化する?「すくすくレポート」を活用した平和保育園の新たな挑戦

「こどもたち一人ひとりの成長を丁寧に振り返りたいけれど、時間がない」「書類作成に時間がかかりすぎて、本当にやりたい保育に集中ができない」と悩んでいる保育者さんは多いのではないでしょうか。
そんな多忙な保育現場の救世主となるのが、ルクミーの新機能「すくすくレポート」です。今回は、社会福祉法人東和福祉会が運営する平和保育園の先生に、「すくすくレポート」導入の背景から具体的な活用事例まで、詳しくお話を伺いました。
導入前の課題:アナログな振り返りに潜む時間的負担
平和保育園では「すくすくレポート」導入前、過去の記録を確認するために日誌を一枚ずつめくって確認する作業に多くの時間を費やしていました。また、写真ではなく手書きのメモを中心に記録を残しており、「Aちゃん 花」のように簡潔に記録することが多かったです。
導入後の変化:こどもの成長を言語化する「すくすくレポート」
「すくすくレポート」導入後、日々の業務にどのような変化があったのでしょうか?
特に乳児の保育においては、1ヶ月単位のカリキュラム作成に大きな変化がありました。
乳児クラスのこどもたちの1か月単位での振り返りや評価の書類作成に時間を有していましたが、「すくすくレポート」を活用することにより、過去の日誌を引用し要点を一瞬でまとめてくれるようになった為、振り返り作業が大幅に効率化されました。
他の職員からは、「感覚的に捉えていた部分が言語化されるのは勉強になる。保護者に保育の様子を伝える際にも役立っています」と語ります。特に気になるこどもの保育記録作成において、言語化の難しさを解消してくれたそうです。
「すくすくレポート」がもたらす新たな価値
1. 保護者面談の質向上に貢献
「すくすくレポート」は保護者面談の際にも活用できると期待しています。職員とは、レポートをそのまま使うのではなく、手元で参照する資料として活用していきたいと話します。タブレットで個別レポートを参照しながら面談ができる点も、保護者とのコミュニケーションを深める上で役立ちそうです。
2. 保育者の育成にも貢献
若手保育者の育成にも活用ができそうであると可能性を感じています。「すくすくレポート」がこどもの成長を言語化してくれることで、若手保育者は自分の保育を客観的に見つめ直すきっかけとなり、次の保育の計画を深く考えるきっかけとなります。また、言語化されたレポートをもとに先輩保育者がアドバイスをしやすくなるため、職員同士のコミュニケーションも活発になりますね。
考える時間や思い返す時間が短縮された分、話し合いの時間を多く作ることにより、チーム全体で保育を深く考えることができます。すくすくレポートをきっかけに職員個人だけではなく、園全体としても保育の質向上へ繋がる業務改善になると考えています。

AIは「業務負担軽減」と「保育の質向上」を両立させる可能性を秘めている(ルクミーより)
平和保育園さまの事例からもわかるように、「すくすくレポート」は単なる「保育記録」作成ツールではありません。
多くの保育書類をめくったり、写真を見返す手間を省き、「保育の振り返り」を行う為の準備時間を短縮することで、「保育業務負担軽減」を実現しつつ、保育者の経験や感覚を言語化することで、「保育の質の向上」にも繋がります。
「保育AI」や「保育ICT」に関心があるものの、「難しそう」と感じている方もいるかもしれません。しかし、「すくすくレポート」は、こどもたちが日々見つけている「成長という宝物」を発見するきっかけを与え、保育者の皆さんが本当にやりたい「こども主体」の保育をサポートしてくれる、心強いパートナーです。
ぜひ一度、公式サイトで詳しい資料をご確認ください。
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