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保育者から見た「育ちの瞬間」を写真で記録。臨場感のある保育現場が共有できるように

社会福祉法人高砂福祉会 たかさごスクールおおたかの森 武田園長先生
導入前の課題
  • 保護者は日々の保育の様子を見ることが、毎日はできなかった
  • 管理職はすべての保育現場を見ることができず、得られる情報が限られやすかった
導入後の成果
  • 保育の写真を毎日発信できるようになり、保護者とも共有できるようになった
  • 写真でカラーの保育が見え、口頭報告にない臨場感を得られるようになった

保育者の目線で、かけがえのない育ちの瞬間を記録

日々の子どもたちの様子を、どのように記録していますか?

1クラスに複数名いる担任の先生方が、子どもたちの様子をスマートフォンで撮影したりメモに書き留めたりして、かけがえのない育ちを記録しています。
そのために、当園では各クラスに複数のスマートフォンを用意しています。
担任の先生は、いつもポケットにスマートフォンとメモ帳を入れて持ち歩いているんです。

どのような場面で子どもたちを撮影されることが多いでしょうか?

午前中の遊びや室内での行動など日々の保育の場面で、保育者視点での気づきにつながる写真やメッセージの伝わる写真を撮影しています。

保護者にも写真を共有し、臨場感あるカラーの保育を発信

写真やメモは、どのように活用されていますか?

保育者同士が子どもたちの変化や育ちについて話し合ったり、喜びや学びを分かち合ったりするために使っています。
一方、保護者の方にも子どもたちの様子が伝わるよう、撮影した写真を3枚ほど厳選して、コメントと共に全クラスが毎日発信しています。

写真の活用について、管理職の立場でどのような効果を感じますか?

当園での写真活用は、主に保護者や保育者向けなのですが、実は管理職にとっても良いものなんです。
管理職は立場上、すべての保育現場を常に見ることができません。
しかし、写真を確認することでカラーの保育が見えるようになります。

口頭報告とは違った臨場感がありますし、保育者が写真にどのようなコメントをつけているかを見ることもできます。
日々の写真は本当にかけがえのない記録です。
今後は子どもたちの写真を、ルクミーフォトで保護者にお届け(写真販売)していきたいと考えています。

「保育」を一番大事にして、ICTと紙を使い分ける

ICTと紙を、どう使い分けていますか?

ICTにも紙にもそれぞれの利点がありますし、保育者全員がIT活用を得意とするわけではないので、各人に適した方法で使い分けています。
メールやチャットツールの操作ならできるというベテラン保育者もいれば、パソコンが得意な若い保育者もいます。
保育スキルの高い人材がITスキルも高いとは限りませんし、その逆も然りです。
ただ、一番大事なのは「保育」だということを忘れてはなりません。
そのうえで、それぞれの保育者をよく観察・理解して、業務を依頼するよう心がけています。

ただ、ICTなしの保育に戻ることになったら本当に困ってしまうでしょうね。
どう戻ったらいいかわからないくらい保育の日常に溶け込んでおり、私たちもツールとして使いこなしていますから。


本インタビューは『スマート保育園・幼稚園・こども園通信』2020年度8月号にも掲載されています。
こちらからPDF版をダウンロードいただけます。
※Web版とPDF版で編集の都合上、一部内容が異なる場合があります。
※記載内容はインタビュー当時の内容です。

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