ITツールを活用して、保護者へのスピーディーな連絡とオンライン保育を実現。安心かつ子どもが楽しめる保育へ
- ITツールによって、保護者への連絡やオンライン保育の予定などをスピーディーに配信できるようになった
- ZoomやKeynoteを使って、子どもたちも楽しめるオンライン保育が可能になった
新型コロナウイルスの影響が長期化する中、遠隔での保育や保育者研修に取り組む園・施設が増えてきました。
今回は、ITツールを活用しているあいおい子ども園の松村良太園長先生に、実践事例をうかがいました。
お知らせ配信で保護者とスピーディーに情報共有。Zoomによりオンライン保育も実現
あいおい子ども園さまでは、どのようなITツールを活用しているのでしょうか?
当園では、園からのお知らせを配信できるツールを使い、市からの登園自粛要請の連絡や、Zoom(オンライン会議ツール)でのオンライン保育の予定などを、保護者へスピーディーに連絡しています。
Zoomでのオンライン保育を始めるにあたっては、はじめに使い方を図解し、お知らせで保護者へ配信してレクチャー。
オンライン保育では、たとえば歌を歌う時間になれば、あらかじめ撮影した動画と歌詞を共有画面で写しながら、子どもたちと一緒に遊んでいます。
歌詞と動画の画面は、Keynoteというプレゼンテーションソフトを使い、1枚のスライドで歌詞と動画どちらも見ることができるよう作成しています。
Zoomの画面共有(相手の画面にこちら側の画面を映す)機能でそのスライドを映せば、子どもたちは動画と歌詞の両方を画面で見ながら歌うことができるんです。
※「Keynote」は、米アップル社が開発したmacOS/iOS用のプレゼンテーションソフトウェア。
ただし、WindowsでもApple IDがあれば利用可能です。
Windowsの場合は、「PowerPoint」でも動画を埋め込んだスライドを作成することができますが、データが重すぎると開くのに時間がかかることがあります。
そのため、動画を圧縮するなどの工夫があるとスムーズです。
動画を圧縮する方法は、検索エンジンで「PowerPointでの動画の埋め込み方法」と検索して調べてみると、詳しく書いてありますので参考にしてください。
※KeynoteはApple inc.の登録商標です。
本インタビューは『スマート保育園・幼稚園・こども園通信』2020年度5月号にも掲載されています。
こちらからPDF版をダウンロードいただけます。
※Web版とPDF版で編集の都合上、一部内容が異なる場合があります。
※記載内容はインタビュー当時の内容です。
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