決め手は「わかりやすさ」時間削減&写真共有で先生・保護者・子どものコミュニケーションが活発に
- 月案、個別・クラス日誌、連絡帳……とにかく手書きの物が多く正規職員の負担が大きい
- 兄弟姉妹が多い保護者は1冊ずつ連絡帳を書くのが負担に
- 写真販売は専門店に毎回持ち込んで写真を現像……手間がかかる
- 1日当たり30分以上手書き仕事の時間を削減。子どもと向き合う時間や保育全体にゆとりが生まれた
- 園での様子を写真付きで、「電話するほどでもないな」というちょっとした連絡も活発に
- 保護者にとっても負担削減。家族で連絡帳を楽しみになるように
- 撮影から写真の整理、販売までが全て一括でスピーディーに管理ができた
- 保護者からの意見を取り入れ、ルクミーを使って改善案を実施
福井県越前市にある、社会福祉法人安養寺保育園安養寺こども園。全てが手書きだったという園がICT化を決意し、今ではすっかり様々な機能を使いこなしています。導入から3カ月、先生方の変化や保護者の声を伺いました。
4社と比較、ルクミーが一番使いやすかった。決め手はわかりやすさ
これまでは手書き中心でやってきたということですが、今回ICTを導入することになった経緯を教えてください。
宮田園長先生:
今まで職員の指導案・要録、全てが手書きだったため、そこに多くの時間を費やしていました。ICT導入のねらいは「職員の業務負担の軽減」です。
うちの園では連絡帳や個人記録(日誌)、月案が全部手書きでした。
しかもそれらの記入は複数担任をもつ先生であっても正規職員のみの仕事なので、非常に負担が大きいと感じていました。
どのようにしてルクミーを知っていただいたのですか?
宮田園長先生:
理事長がICTに関心が高く、「東京の園ではルクミーを使っているらしいぞ!」と一生懸命調べてくださいました。他にも越前市内の園ではどのようなものを使っているのだろう、と導入前には色々と調べましたね。
結果4社のサービスと比較して、ルクミーさんにお願いしました。
結果としてルクミーを選んだ決め手はなんでしたか?
宮田園長先生:
全ての会社から説明を聞いて、その中で担当者の方の説明がルクミーが一番わかりやすかったですし、「これなら使えそう!」と思いました。
井上先生:
写真販売もルクミーで一括してできるのが良いなと思いました。
今までは園で撮った写真を近所のカメラ屋さんに持っていって現像して……というのが非常に大変だったのですが、それがなくなるのは良いなと。
それから月案や週案などの指導計画で、文例を簡単に参照できることも決め手になりました。
1日約30分削減!子どもと向き合う時間が増えた
先生方の「業務負担の軽減」が導入の目的とされていましたが、導入後はいかがでしたか?
宮田園長先生:
書き物の時間が減った分、子ども達と向き合う時間が増えました。
今までは子どもが寝ている午睡の時間や夕遊びの時間に、時間を見つけて0歳から5歳児の連絡帳を一人ひとり書いていました。
その代わりに、おたよりでクラス毎の日々の様子を一斉に保護者に送れるようになったため、その空いた時間で子どもの話を聞く時間が増えたんです。
井上先生:
他にも「帳票管理にもすぐに取り掛かれるようになった」「次の日に行いたい制作準備の時間も確保できるようになった」という声もありますね。
職員にも時間ができ、保育にゆとりが生まれたと思います。
具体的にどれくらいの時間削減になったでしょうか?
井上先生:
少なくとも1日30分は時間が減ったと思います。
手書きだと、書き始めていたら枠に収まりきらなくて、また消して書き直したりとそういった手間もありました。
しかし今は文字数を気にすることなくタブレットで入力ができています。書くよりもやりやすいですね。
データもポンと反映できているので時間短縮になっています。
宮田園長先生:
体温計との連動・データ共有があると便利だなぁと思っていたのですが、6月末にはできるようになったみたいですね。
これでまた一つ時間削減になりました!
今はまだ未満児の連絡帳はノート形式ではあるのですが、活用がうまくできているので、今後はルクミーに切り替えようと進めているところです。
かなり使いこなされている印象ですが、他にはどのような使い方をされていますか?
宮田園長先生:
よそのクラスのおたよりも職員同士で見られるので、「あぁこんな書き方ができるんだ」とか「うちのクラスでもマネしてみよう」とか。
楽しみながら情報共有ができていますね!
保護者からも好評!「園の様子が分かって良い!」「夫婦で見ています」
保護者様からの反応はいかがでしょうか?
宮田園長先生:
写真についての反響が大きいですね。
やっぱり小さいお子さんは園での生活を自分の言葉でうまく話せないから、写真があると「こういうことしたんだな」っていうのがわかりますよね。
「夫婦で共有して見ています」という声も聞かれます。
だから家族間でも子どもとの会話も広がるとか。
井上先生:
連絡帳にも写真が入れられるので「写真ありがとうございました!かわいかったです!」と感想を言っていただいたり、楽しみにされているようです。
そういった反応があると、先生方のモチベーションも上がりますね。
宮田園長先生:
あとはお子さんが3人いらっしゃるお母さんにとっても、毎日三人分の連絡帳を書くのが大変だったけど、そこの負担が減ったみたいで。
別の方は、「併設の学童さんにもぜひ導入してくれ」という要望が出るほど好評です!
先生方と保護者様のコミュニケーションで変わったことはありますか?
井上先生:
紙や電話でのやり取りが減った一方で、コミュニケーションは増えたと感じます。
たとえば、個別連絡を今まで電話でしていたのですが、「電話するほどでもないかな」と思われるようなことも、保護者の方のお仕事を気にせずにアプリで気軽に送れるようになったんです。
「忘れ物があったので、明日持たせます」みたいなことですね。
宮田園長先生:
ルクミーおたよりで「保護者の確認通知」をONにしておけば、「あ、この方は見ていないから念のため声かけなきゃ」ということもできます。そういった機能もわかりやすくて気に入っていますね。
それから、登園ではルクミー導入後に保護者アンケートを実施しました。そこでいただいた保護者からのご意見については、現場の先生たちの負担とのバランスを考えながら改善案を検討し、「こうしていきますね」というお返事もおたよりにして送りました。
例えば、「我が子のその日の様子や体調の変化などは、連絡帳でないとわかりづらい。」「タイムリーに子どもの活動を知れるのは嬉しいが、お便りは楽しみの一つだったので、全くないと少し寂しい。」などのご意見については、「体調が悪い時には個別連絡でお知らせします。」とか「年に数回は、紙でのお便りも出させていただきますので、楽しみにしていてくださいね。」とお返事をしたり、「個別連絡は保護者側からも送れるようにしてほしい」のご意見については、ルクミーの機能で制御できましたので保護者側からも送信できる設定に変更しました。
コミュニケーションの量だけでなくその質も上がっていそうですね。
宮田園長先生:
楽しい園の様子だけではなくて、たとえば健康や安全のことに関しても写真でお伝えできるようになりましたね。
胃腸炎が流行っている時は「こんな便が出ました」とか、「ここにこんなケガをしています」とか、言葉では伝わりづらいことも保護者の方にお伝えできています。
これからも職員同士仲良く、どんどん使いこなしていきたいと思っています!
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