【埼玉県戸田市】公立園における午睡中の安全性向上と 記録作成業務の負担軽減への取り組み

- 保育士の業務負担の軽減
- 午睡中の安全性の向上
- 業務の効率化
- 保育士の精神的負担が軽減された
- 保護者の安心感が向上された
- 記録業務が楽になった
戸田市では、2021年に「戸田市デジタル宣言」を行い、デジタルトランスフォーメーションを推進中。AI・Rpa等の先端技術やICTサービスを活用することで業務の100パーセントペーパーレス化を実現し、行政事務の効率化を図っています。
その取り組みの一つとして、戸田市内5つの公立保育園では「午睡中の安全性向上と記録作成業務の負担軽減」を目的にルクミー午睡チェックを導入。今回は導入後の変化やその効果についてお伺いしました。
目的は午睡中の安全性向上や保育士の記録業務や心の負担の軽減
ルクミー午睡チェックをどういった経緯で導入したのでしょうか?
戸田市:
保育施設内で発生する乳幼児の死亡事故に対し、現場職員は事故が起こらないよう、常に安全面を意識しながら業務に取り組んでいるかと思います。また、特に事故が起きやすい乳幼児の午睡中は目を離すことができませんし、少しの気も休まらないのが現状です。それは当市の保育園でもそうでした。
そうした現状に対し、ICTを活用することで午睡中の安全性向上や、保育士の記録業務や心の負担を軽減することができると思い導入を決めました。
ICTサービスは安全性と業務の効率化を重要視して選定をしましたが、「ルクミー午睡チェック」を導入したのは、もともとルクミーとは「スマート保育園」のモデル実験を通して関わりがあり理解があったことが大きいです。また、園児の午睡中の体動やうつ伏せ寝を感知する見守り機能や記録管理が優れていたこと、一般医療機器の届出済で特許を取得していたことも理由の1つです。
導入の際、ルクミーに期待していたことや求める効果や成果は何でしたか?
戸田市:
業務効率化と安全性の向上はもちろんですが、補助的な役割を堅持し、保育士中心の保育の実現が可能となることも期待をしています。
カバーしてもらえるという安心感。園児を一緒に見守ってくれるという精神的な負荷が軽減
午睡センサーを導入後、業務負荷や精神的な負荷は軽減されていると感じますか?
公立保育園:
先生の目視だけでは見落としや気付かない隙間時間が必ずできてしまいますが、そこをカバーしてもらえるという安心感がありますし、園児を一緒に見守ってくれるアイテムがあるということで精神的な負荷も軽減されていると思います。
5分毎のブレスチェックをルクミーが音で知らせてくれることで、見逃してしまうことがなくなり、ダブルチェックができるので安心感も得られますし、異常(うつ伏せ寝)を知らせてくれるアラームも正確に鳴ってくれるので作業中でも確実に見守ることができます。また、以前は紙面に一人ずつ体の向きを記入していましたが、確認後にボタンを押すだけなので効率がよく、体の向きや体動の表示があるので、すぐに子どもの変化に気づくことができます。体位、確認時間、対応職員名が自動に入力されるのもとても便利だと感じています。

保護者にとってもルクミー午睡チェックは安心材料になっていると感じる
午睡センサーを導入後、保護者の安心感や信頼感の向上などは感じますか?また、その理由について教えてください。
公立保育園:
入園の際にSIDSの予防のため、午睡センサーを活用して目視とダブルチェックをしていることを保護者に伝えると、「安心」と大多数の方が言ってくれますし、気をつけて見てもらえているという安心感につながっていると思います。
SIDSの取り組みは、保護者がとても気になる点だと思うので、SIDSのリスクの高い0歳児~1歳児の保護者にとって、ルクミー午睡チェックは安心材料になっていると感じます。
サポート体制は十分。「保育士の業務負担軽減」と「保育の質の向上」も目指していくためにICT化を推進していく
導入後の運用において、操作方法や困ったときのサポートは十分でしたか?
公立保育園:
操作マニュアルだけでなく、困った時もサポートセンターに連絡すれば丁寧に対応していただけるのでサポート体制は十分だと思っています。入園児や卒園児の対応など、年度の切り替わりで必要な作業がありますが、その時も分からない時や困った際に丁寧に教えていただいています。

来年度よりルクミー「スタンダードプラン」「ルクミー体温計」の利用をご検討いただいておりますが、今回ご検討に至った経緯について教えてください。
戸田市:
午睡時の業務だけでなくその他の業務においても「保育士の業務負担軽減」と「保育の質の向上」、また、情報の一元化も目指していくためにICT化を推進することとなりました。
本市の公立保育園のネットワーク環境では、Wi-Fi前提のタブレットの運用が困難でしたので、単独で通信可能なタブレットを貸与してくれるルクミーは魅力的でしたし、午睡チェックセンサーをすでに運用しているため、それと連携できることもよかったと思います。
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